ちりの備忘録

なんとかして成長したい日記です。備忘録要素強め。

人生とは

今年もあと2週間ほどになりました。

みなさんは今年一年振り返ってみてどうでしょうか。

僕は年末になってようやく目標もできて調子が出てきたような感じがしています。

 

今年は自分の人生の中で一番ショックを受けた年でした。

そのショックだったことは恩師が亡くなったことです。

先生とかではないのですが、僕が就職してから仕事に対する意識や姿勢などを教えてくれた人です。

仕事のことだけではなく人生観なども僕は少なからず影響を受けました。

 

僕から見たら何に対しても能力があり、知識があり、体力もあり、意思もあり、優秀な人材とはこの人のことを言うのだなと思ったような人でした。

 

その人はまだ40代で家庭も持ち働き盛りだったはずなのですが、ある日突然飛び降り自殺をしました。

本人や家族など近しい人にとっては突然のことではないのかもしれませんが、僕や周りの人にとっては晴天の霹靂でした。

 

僕らはその人が酸いも甘いも噛分ける人だと思っていたからです。

また、語弊があるかもしれませんがある種のリアリスト的な側面もあったからです。

その人は合理的で、話す内容ほとんど全てが素直に聞き入るほど理路整然としていました。

その人からは不合理だとわかっていながらも、既存の規則などに従わなければならない、理不尽なことがあっても感情を理性で制御しなければならない、など泥臭いことも教わっていました。

 

僕から見たら自殺なんてしない人だと思っていました。

おそらく僕が自殺を考えてその人に相談したとしたら「死ぬぐらいならばどんなしがらみも捨てて逃げれば良い。どんな理由であれ死ぬ必要はない。」と言われていたと思います。

そのため、私は初めて自殺したという話を聞いた時信じられませんでした。

 

なぜ、自殺したのか。それは今でもわかりません。

突発的なものなのか、計画的なものなのか。

感情的なものなのか、理性的なものなのか。

 

僕はこれを受けて、とても悲しい気持ちになったと同時に怖くなりました。

どんな人でも環境次第では死を選んでしまう状況があるという証明だと生々しく感じたからです。

 

人はポジティブな感情もあればネガティブな感情もあります。

それが人らしさたるものだと思っています。

しかし、場合によってはその感情に突き動かされて死んでしまうこともあります。

そして感情を理性で制御できたとしても、状況次第では死が最適解と考えてしまうこともありうるのです。

 

僕も今後の人生において、辛いこと、苦しいこと、打ちひしがれることが何度もあると思っています。

果たしてその時の僕はそれに耐えられるのか。

それに耐えるためには今後どう生きていけばいいのか。

それを考えていかなければなりません。

 

最後にその方のご冥福をお祈りするとともに、来年が幸あるものになることを祈って終わりとします。

(1143文字、47分)

 

今日の筋トレ

ダンベルチェストプレス18kg 10×3

レッグレイズ          20×4

・背筋              10×3

・ジョギング           20分