ちりの備忘録

なんとかして成長したい日記です。備忘録要素強め。

歯列矯正始めました

 お久しぶりです。

 突然ですが、歯列矯正始めました。

 きっかけは、口呼吸から鼻呼吸に切り替えようとしたことからです。

 私は、小さい頃から口呼吸でした。

 鼻呼吸にしたほうが良いのは知っていましたが、知ってからも慣れ親しんでいて楽な口呼吸を続けており、去年ふと思い立って鼻呼吸にしようとしました。

 

 鼻呼吸にする際は普通、口を閉じるわけですが、口を閉じると上の前歯が下唇に当たるのです。

 当たるのに不自然さを感じつつも、鼻呼吸にするため気にしないように続けました。 

 続けて数日、痛みを感じ、下唇をめくると、くっきりと前歯の跡が残っている。

 これは流石に変だと思って調べてみたところ、自分は過蓋咬合という症状だということがわかりました。

 

 過蓋咬合とは、簡単に言うと、噛み合わせが普通の人より深いということです。

 私の場合は、上の前歯が下の前歯を完全に覆っているほど深い状態でした。

 覆っているので、当然、上の前歯は出っ歯気味になっています。

 正直なところ、今の今まで日常生活に不便はありませんでした。

 思い返せば、中学生の定期歯科検診でさりげなく、歯列矯正を勧められたような覚えがあり、その時の歯医者の言い方では、してもいいかもなぁ程度の言い振りだったので、費用もかかるしということで深く考えずしないことにし、そのことは親にも伝えていませんでした。

 

 この問題に直面し、どうしようかと考えました。

 今思えば、歯医者にいって改めて専門家の話をよく聞くべきだったと思っています。

 私は、上の前歯を後ろに下げれば、解決するのではないかと判断しました。

 調べると、アクアシステムというマウスピース矯正が見つかりました。

 かかる期間も半年程度と短く、費用も10万円ほどでできるとのことです。

 私はこれを見て、これだ!と思い、近くの取り扱っている歯医者に行きました。

 通院して3ヶ月で、前歯は引っ込みましたが、そこから新たな問題が…

 

 後ろに移動させた上の前歯が、下の前歯と接触するようになってしまったのです。

 その上、後ろに上の前歯を移動させたにも関わらず、未だ下唇に接触している状態が解消されていません。(気持ち軽くなった気はしますが)

 少し考えればわかったことですが、過蓋咬合という状態で出っ歯になっているのは、下の前歯に押し出されて上の前歯が前に行っているわけです。

 後ろに下げれば当然、下の前歯は動かしていないわけですので、ぶつかってしまいます。

 それなら下の前歯も下げればいいのではないかと思いますが、下の前歯を下げたところで、かみ合わせが深い状態は治らないのです。

 つまり、前歯だけをいじっても根本的な解決には至らないということです。

 そして、調べると過蓋咬合という状態はワイヤー矯正でしか治療できないとのことです。

 ちゃんと調べておけば…

 

 結果として、10万円と3ヶ月という期間を無に帰すこととなりました。

 そして、今年の5月から再度、今度はワイヤー矯正を始めました。(コロナ期間でマスクを外さなくてもいい内にせねば、と思って慌ててやりました。)

 費用は基本料金60万円+通院一回につき5000円(一ヶ月に一回通院)で約2年の治療期間です。

 5月に上の歯列にワイヤーをつけました(上からしないと下の歯にワイヤーをつけれられる空間がないため)

 そして、矯正器具をつけてからの通院3度目の7月に下の歯列にワイヤーを装着しました。

 

 下の歯列にワイヤーをつけて二日目、かなり歯が痛いです。

 動き始めは痛いということで痛み止めをもらいましたが、普段の生活ではそれほど痛くなく、むしろ締め付けられている感じが如何にも矯正されている実感があり。心地よくすらあるのですが、唯一辛いのは食事の時です。

 ワイヤーで動かしているせいか、かみ合わせが合わなく、その状態でものを噛むとすごく痛みます。

 痛みに加えて、ワイヤーに食べかすが詰まるのも厄介です。

 この二つのせいで、今、人生で一番食事をするのが億劫になっています。

 あまりに億劫で、野菜ジュースとプロテインだけで食事はいいんじゃないかと頭をよぎるレベルです。

 この痛みは慣れるのだろうかと不安です。

 

 本当は、矯正前とその経過を写真でお見せしたいところですが、諸事情により今はお見せできない状態なので、いつか見せられる状態になればアップロードしたいと思います(数年後かも・・・)